歯軋り、喰いしばり 人間、誰しも集中して何かをやる時には、無意識で歯を喰いしばっているいる時があります。
叉、睡眠中の歯軋りや喰いしばり等もあります。
ふと気付いた時や目が覚めた時、歯が浮いた様な感じがした事がありませんか?
歯の根と顎の骨は、直に接触している訳では無く、歯根膜と云う薄い膜で繋がれています。
この膜がクッションとなり、強い衝撃から歯を守ってくれています。
歯が浮いた様な感じは、この歯根膜が腫れて厚みが増す事で、噛み合わせが強くなっている事で起こっている可能性があります。
大抵は時間経過によってかいしょうします。
叉、歯軋りによって起こる症状として“楔状欠損”があります。
聞き慣れない言葉だと思いますが、歯の根元がえぐれている状態を指す言葉です。
虫歯と同様に、歯の表面と歯神経との距離が近くなる事で、冷たいものが染みると言った症状を併発する事があります。
叉、症状が進行すると、歯の根元が細くなり過ぎる事で、歯の神経が死んでしまったり、歯が折れてしまったりする事すらあります。
症状が無い、或いは直ぐに治まるからと云って、油断しない様にして下さい。
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